Good Days

笑顔でいれば、楽しいことがやってくる

Good Days

live for today
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知ること、知られることを恐れずに
変化をたのしむ毎日を

Change!

コウノドリから注目を始めた星野源が大活躍した2016年。例に漏れず、過去の作品やらを検索してどっぷり彼にハマった私ですが、著書『蘇える変態』の中の一文に、ハッと目が覚めた気分になったのです。

 

――人の話をしっかり聞くことで会話が続く、という仕組み

 

彼は「フィルム」と題した文章の中で、この一文を述べている。ドラマで共演していた柳沢慎吾さんのように明るく社交的になれるかどうか。人とのコミュニケーションを苦手としていた過去の自分と比較して、現在は人と楽しく話せるようになったと振り返っている内容の一部分。

 

それはとても初歩的な技術だと思う。「人の話をしっかり聞く」人は小さい頃から「先生のお話を聞きましょう」と、話を聞くことから教えられて学んでくる。

だけど日常の、音や声が溢れているコミュニケーションエリアにおいて、この初歩的な技術は忘れがちで、言葉の表面を受け取って、「会話を流していくこと」に尽力していた気がする。とにかくリズムよく、滞らせない。だから、「聞く=キャッチする」ことよりも、「流す=話す=投げる」ことばかり意識してしまって、投げるボールがなくてアワアワしていたんだと思う。

投げるボールがなくて、そのうち、ボールをキャッチすることすら嫌になってきて、最終的には誰ともキャッチボールをしなくなる。私の人見知りはそんな悪循環からやってくる、経験値のなさなのだ、と。

 

だって、仕事ではお話できるんですもの。

今までそれは、話す内容があるからだと思っていたけど、それ以上に、「よく聞いている」からなのだと気づいた。相手のニーズの意味を間違えることがないように、トラブルや苦情につながらないように、よく聞く。これまでの経験から私自身、よく聞く技術は持っているとは思う。

 

では、「話してくれない相手」ならばどうすればいいのだろう。相手がひとりでもべらべらと喋り続ける、言ってみれば柳沢慎吾さんみたいなタイプなら、人見知りはしない。なんだかよく分からず巻き込まれているうちに、打ち解けている気がするから。

でも、相手も同じように人見知りで、投げるのが苦手なタイプだったらどうだろう。

 

やっぱりボールはいくつか必要だと思う。初球だったり、大事な局面で投げる球種は練習が必要。

 

ただ、投げられたボールを無意識に受け取って、早々と次に投げるのではなくて、手にしたボールを一度見つめてみる。ボールの質や大きさ、色や形をよく見て、それから投げる。

 

その繰り返しで、人見知りだと思っていた自分が、変われる気がしています。